EV製造工場の立地は、ノースカロライナ州にとって初めてとなります。総面積730ヘクタールの敷地に建設されるこの工場は第1段階で年間15万台の生産能力を持つように設計されており、2025年に稼働する予定です。ビンファストのアメリカ進出について、在アメリカベトナム大使館のグエン・クォク・ズン大使は次のように語りました。
(テープ)
「ビンファストがアメリカでのEVの生産に投資を行っていることは、環境保護・雇用創出・ハイテクによる製造に優先するアメリカの政策に合致しています。そのため、ビンファストの投資は、アメリカ政府とノースカロライナ州の行政府、および地元の人々から強い支持を受けています。両国が包括的パートナーシップ樹立10周年を記念している中で行われる今回の着工式は、重要な意義を持っており、この10年の両国関係の発展を示すものであると思います」
ビンファストによりますと、操業が開始すれば、新工場は当社の北米市場向けEVの主要供給元となり、生産と事業活動を最適化することができる。チャタム郡での工場建設が、米国のクリーンエネルギー経済の発展に貢献し、ノースカロライナ州のグリーンモビリティ戦略を支援する一助となることを期待しているとしています。
(VOVWORLD)