首都ハノイは国内の二大経済中心地の一つですが、多くの可能性と利点を備えたハノイ市の農業生産は国内有数の規模を持っています。
ハノイ市のOCOP製品の数は国のOCOP製品の約18%を占め、1,649のOCOP製品がありますが、そのうち20製品が輸出用5つ星の可能性があり、1,098製品が4つ星、534製品が3つ星となっています。 また、1,071のOCOP認定食品が含まれます。近年、本市は水稲35地区、野菜104地区、果樹56地区、水産養殖66地区、162の家畜飼育主要・集中地区とし、国内消費と輸出に対応できる大規模の原料創出を目的とした農業生産集積地の推進を続けています。
ハノイ市には16の果物栽培地域コードと、輸出用に 1日あたり30トン~50トンの能力を持つ4か所の梱包施設が付与されており、そのうち 8つのコードはバナナの栽培地域に、8つのコードはリュウガン栽培地域に発行されています。今後も市は、7千ヘクタール以上のジャポニカ米、3,200ヘクタールのピンクペッパーバナナ、5千ヘクタール以上の安全な野菜、100ヘクタールの有機野菜、多くの加工品など、輸出の可能性のある多くの製品の開発を継続する予定です。ハノイには7万を超える食品の生産、加工、貿易施設があります。その中には1,700以上の農産物・食品の高度加工施設があり、250社以上の企業があり、豊富で多様なカテゴリーの農産物が高度に加工されています。ハノイの輸出企業のほとんどはハノイやその他の省に工場を設立し、梱包して輸出するための原材料を省や都市から購入しています。
統計局の統計によると、2022 年のハノイの農林水産物輸出額は約 17億 5千 万ドルに達し、そのうち農産物と食料品は 12,2% 増の8億 7100万ドル、木材およびその他の製品が17,5%増の8億8300万米ドルにに達すると予想されています。重要な計画を実施し、製品の品質を向上させ、国際基準に従ってハノイや他の省や都市の安全な食品サプライチェーンを拡大し、国内消費に応え、輸出を促進するための基盤を得るように、 ハノイ人民委員会と農業農村開発省は2021年~2025年ハノイ市と他の省・都市間で取引される農林水産物の食品の安全性の確保と品質の向上を目的とした協力プログラムに署名した。
接続ソリューションを強化し、ハノイの公式農産物の輸出を促進するための一連の活動を継続し、ハノイ農業農村開発局はハノイの農林水産物の生産、消費、輸出を促進するために、引き続きSPSベトナム事務所と連携し、市場の可能性、生産地コードの登録手順、ソリューションについて情報を提供します。これは、企業や協同組合が情報や規制を把握し、他国の規制に合わせて迅速に変更・補完できる機会となり、新型コロナウイルス感染症の後、社会経済発展と経済回復に貢献します。
また、同セミナーの参加者の間では、多くの実践的かつ貴重な議論やアイデアが得られ、組織委員会が実践的かつ効果的な意思決定を行うための基礎としてまとめ、未来で生産や輸出の促進に貢献することができました。
文、撮影:チャン・タイン・ザン/ベトナムフォトジャーナル
訳者:ソン・タム・クエン