この式典はパリ和平協定締結50周年を記念するプログラムの幕開けとなりました。ヴェリエール=ル=ビュイッソン市は、当時の南ベトナム共和国臨時革命政府代表団が交渉期間中滞在したところでした。
式典で発言に立ったヴェリエール=ル=ビュイッソンのFrançois Guy Trébulle市長は、「パリ和平協定の締結はベトナムの歴史にとって重要な節目であり、同市の重要な出来事でもある」と述べ、同市はこの出来事を利用して、今日の若者に平和の価値を教えていると強調しました。
一方、ベトナムのディン・トアン・タン大使は、当時、ヴェリエール=ル=ビュイッソン市を始め、フランスの国民はベトナム国民と一緒に歩んできたと感謝の気持ちを示し、現在も、両国の国民は平和と団結の価値を共有していると明らかにしました。
この機に、ヴェリエール=ル=ビュイッソン市の歴史協会は「パリ和平協定に関するフランスと国際の報道資料」をテーマとした展示会を行っています。