通商当局者によりますと、中国の当局者らがWTOの紛争解決機関の会合で、アメリカの動きを取り上げ、単独行動に強く反対する姿勢を示しました。アメリカが現在みせる動きは、WTO体制に重大な影響を及ぼす可能性があると指摘しました。
アメリカ当局者は、知的財産合意に違反したとみられるとして、中国のライセンス慣行を巡り先週、WTOに不服を申し立てたことに触れ、反発しました。
当局者によりますと、パキスタンが通商法301条発動について、新興国に深刻な影響を及ぼし、緊張激化につながりかねないと危機感を表明しました。日本は知的財産保護の重要性でアメリカの立場に賛成するとしながら、通商措置はWTOに沿ったものとする必要があると指摘したといいます。
ソース:VOV