シンポジウムで発言に立ったドー・フン・ビエト外務次官は、新型コロナの大きな影響にもかかわらず、ベトナムの関連省庁が、第3次UPR制度により出された勧告の実施のために緊密に連携したため、勧告の86.7%を実現し、勧告のほかの12.4%を一部実施したと明らかにしました。また、UPR 制度により出された勧告の実施は、社会保障の確保や人々の正当な権利の確保だけでなく、社会生活のあらゆる面にも前向きな兆しをもたらしている強調しました。そして、ビエト次官は、ベトナムは、持続可能な貧困解消に関する(UNDP)国連開発計画の9つの勧告を実施したことにより、多次元貧困の解消に成功した25カ国の一つとなっているとしています。
一方、ベトナム駐在国連コーディネーター代理のラムラ・ハリディ氏は、ベトナムがUPR制度による勧告を積極的に実施し、持続可能な開発に関する義務を履行していると評価し、国連は引き続き、ベトナムを含む各国および国際組織と協力してすべての人の自由と正義をさらに守る決意であるとしています
(VOVWORLD)