トゥオン国家主席とハーレー総督 |
会談で、ハーレー総督は新型コロナウイルス感染症の抑制、社会経済の回復、開発などでベトナムがこれまでに達成した成果を高く評価した上で、ベトナムが2030年までに近代的工業を有する上位中所得国となり、 2045年までに高所得の先進国となるという目標を遂行することへの確信を表明しました。
会談で、双方は外交関係樹立してから50年後の現在、両国間の戦略的パートナーシップが実質的、かつ効果的に発展していることに満足の意を表明するとともに、両国の関係をさらに強化する余地が多くあることで一致しました。
会談で、両国の指導者は今後、両国が各レベルの訪問団の往来、草の根外交を強化するとともに両国が締結した協力文書の実施に取り組むことで一致しました。
トゥオン国家主席は今後、両国は貿易投資協力を強化するとともに、オーストラリア企業がエネルギー、インフラ整備、情報通信、金融などの分野においてベトナムへの投資に有利な条件を提示するよう希望を表明しました。また、トゥオン国家主席はオーストラリアに対し、越境犯罪対策、出入国管理、不法移民などの分野でベトナムと緊密に協力するよう訴えました。
一方、会談で、両国は今後も、地域と国際の場で引き続き協力することで一致したほか、ベトナム東部海域、いわゆる南シナ海における平和、安定、安全保障、航行の自由の重要性を再度強調しました。
ソース:VOV