8日、ベトナム国会がこの協定を批准したことを受け、ドイツのメディアと企業協会の指導者はこのような見解を示しました。
ドイツのDPA通信によりますと、この協定が来る8月初めに発効された場合、2030年までにEU向けのベトナムの輸出額は44%増になると予測されています。一方、ドイツ放送局ドイチェ・ヴェレのウェブサイトは「EVFTAはEUが開発途上国と結んだ最も野心的な通商協定である。そして新型コロナウイルスの感染が拡大している背景の中でのベトナム経済の回復に役立つ」と明らかにしました。
こうした中、ドイツ卸売・貿易業連合会(BGA)のInes Kitzing副会長はこの協定が正しい時間に批准され、経済発展に原動力をつけるだけでなく、保護主義を否定するものとなったとの見解を示しました。
他方、ドイツ靴・. 皮革製品工業会のManfred Junkert会長はEVFTAの批准は自由貿易協定に拍車をかけ、保護主義の防止に貢献すると評価しました。