サミットで、ベトナムのファム・ミン・チン首相は演説を行い、5つのメッセージを出しました。第一に、チン首相は、ASEANとEUの各企業は連結を強化する一方、各国の政府は国・企業・国民の間の利益とリスクの共有を原則に、調和の取れた規定やルールを設定する必要があると求めました。第二に、気候変動はグローバルな課題であるため、グローバルなアプローチ方法で各国との連携や多国間主義により気候変動に対応しなければならないとしました。第三に、チン首相はASEANとEUとの貿易関係の重要性を強調し、各国は両地域の企業の連携に好ましい条件を提示するための法的基盤を完備するよう訴えました。
第4に、各国は、自由貿易協定や投資保護協定、二重課税防止協定の締結を通じて企業に便宜を図る一方、各国の企業はデジタル経済、グリーン経済、循環経済、気候変動、食料安全保障、エネルギー安全保障に注力する必要があるとしました。
第5に、チン首相は、ベトナムは内部資源を基本的かつ戦略的で長期的な要素に、外部資源を重要な要素でありかつ機動力として活用する要素にする方針で、独立的自主的経済の構築、および実質的かつ効果的で広範な国際統合の促進に力を入れていると明らかにしました。
チン首相は、ベトナムは政治的安定と社会秩序の維持、魅力ある投資環境の構築を約束しており、各国の企業の投資を歓迎していると強調しました。
ソース:VOV