席上、チン首相は、ベトナムが現在、改革を進めており、今後さらに大胆な改革を行っていくと強調するとともに、「政府機関は体制転換を加速させ、国民と企業にとって最大限の利便性を確保する方針だ」と述べました。また、国内外を問わず、企業が資源へ平等にアクセスできるようにし、ビザ、労働、食品安全などの規制緩和にも取り組んでいると説明しました。
さらに、チン首相はアメリカのビジネス界に対し、アメリカ政府への積極的な働きかけを継続し、ベトナム政府と連携して、アメリカの関係機関との対話を進め、品目・品目群ごとの関税に関する具体的かつ合理的な合意の早期締結を目指すよう呼びかけました。これは、安定的で調和のとれた、持続的かつ互恵的な貿易関係の構築を目的としています。
これに対し、アメリカ企業側は、ベトナムが打ち出した明確なビジョンと強いコミットメント、特に機構のスリム化をはじめとする大胆な制度改革を高く評価し、今後もベトナムとの長期的な投資・生産・ビジネス協力を継続していくと表明しました。
(VOVWORLD)