2日午前、ファム・ミン・チン首相の主宰の下、2021年～2030年期の国家総合マスタープランと2050年までのビジョンに関する全国会議がオンライン形式で開催されました。

会議で発言に立ったファム・ミン・チン首相は、国家総合マスタープランは国の資源を動員・配分して効果的かつ合理的に利用することに役立ち、迅速かつ持続可能な国家開発に大きな弾みをつけるものであると述べ、関連各省庁に対し、国家総合マスタープランの策定を2022年の重点任務と見なすよう求めました。また、国家マスタープランはそれぞれの地方・部門の強みと、潜在力及び優位性を最大限に発揮させる必要があると明らかにし、次のように語りました。

（テープ）

「国家総合マスタープランを策定する際に、できるだけ際立つ潜在力・チャンス・優位性を明確にし、それらを最大限に発揮させるための措置を出してほしいと思います。同時に、残されている問題や弱点、試練を指摘し、その対応策を打ち出す必要があります。そのため、国家総合マスタープランを策定する際には、実践に沿いながら、戦略的な視野と画期的な考えを持つということが求められます。」

このように語ったチン首相はまた、国家総合マスタープランは国の経済社会発展5か年計画並びに各プロジェクトを立案するための基礎となるため、この策定に全力を尽くさなければならないとしています。