ASEAN=東南アジア諸国連合第38回と第39回首脳会議や、ASEANと相手国との会議、東アジアサミットの枠内で、26日午後、ASEAN・韓国首脳会議が行われ、ファム・ミン・チン首相らは出席しました。
席上、チン首相は、韓国がルックサウス政策を実施し、国民を中心に地域諸国との連携を強化していることを歓迎し、「これはASEANの発展路線に合致する」と語りました。チン首相は、ASEANと韓国との関係の強化策に触れ、次のように語りました。
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「まず、国民と国の繁栄のための協力という目標達成を目指し、新型コロナウイルス感染症予防対策を強化していく必要があります。韓国とASEANが協力し、ワクチンに関わるサプライチェーンを構築するよう提案します。韓国の企業と投資家がASEAN諸国の政府や、国民と困難を分ちあうことを高く評価しています。ASEAN諸国の政府は企業共同体に便宜を図っていきます。」
このように語ったチン首相はASEANと韓国に対し、「法の支配という原則に基づいて、地域内での安全保障問題に対応するため、連携と協調を強化していくよう求めました。また、会議に対し、ASEAN・韓国の協力強化に関する共同宣言を発表するよう提案しました。