マレーシアのクアラルンプールで開催されている第47回ASEAN首脳会議および関連首脳会議の枠内で、27日、ファム・ミ ン・チン首相は、ASEAN諸国およびオーストラリア、ニュージーランド、日本、韓国、中国などのパートナー国の首脳とともに、第5回地域包括的経済連携(RCEP)首脳会議に出席しました。この会議は、ASEAN議長国であるマレーシアのアンワル・イブラヒム首相の主宰の下で行われました。
会議で発言に立ったチン首相は、アジア太平洋地域の経済発展におけるRCEP協定の役割、そして貿易、投資、地域サプライチェーンにもたらす明確な利益を強調するとともに、RCEPが加盟国の持続可能な発展と競争力向上に向けた基盤を築いていると述べました。
また、チン首相は、ベトナムがRCEP協定のコミットメントを厳格かつ完全に履行し続けることを支持するとともに、RCEPの枠組みにおける協力の拡大と質の向上に向けて、加盟国と主体的かつ積極的に連携していくことを明言しました。
会議では、RCEP協定に関する共同声明が採択されました。声明は、各国がASEANの中心的な役割を支持し、開かれた、包摂的で、相互利益があり、未来志向の地域経済統合を推進することを確約するものでした。
(VOVWORLD)







