11日午前、ファム・ミン・チン首相率いるベトナム代表団は、インドネシアのラブハンバジョで開催されていたASEAN=東南アジア諸国連合の第42回首脳会議への出席を終え、帰国しました。
この機に、チン首相は、ASEAN加盟諸国の指導者と個別会見し、経済・貿易・投資・国防安全保障・文化教育・草の根交流等の分野における協力関係の強化措置などについて話し合いました。
第42回ASEAN首脳会議の結果について、ブイ・タン・ソン外相は、今回のASEAN首脳会議で討議された内容や文書などは、国民の利益をめぐり、平等でかつ持続可能で包摂的な発展を目指していると明らかにしました。
また、会議で、ベトナムの代表団は、ASEAN共同体の構築事業に実質的かつ効果的な貢献をするという決意を表明するとともに、ASEANが外交政策から切り離すことの出来ない重要な一部であるというベトナムの党と国家の終始一貫した路線を改めて確認しました。
第42回ASEAN首脳会議は、電気自動車のエコシステム開発、一つのASEANヘルスイニシアチブ、域内での決済連携の促進と現地通貨取引の強化、移住労働者、移住漁民の権利保護などに関する10件の文書を採択したとのことです。
(VOVWORLD)