チン首相は、先の中部地方を襲った豪雨と洪水について、「歴史的かつ甚大で、前例のない被害をもたらした」と述べ、その上で「喫緊の課題は、被災者の住居を確保することだ」と強調しました。
首相は、洪水被災者のための住宅を「神速で建設・修繕するキャンペーン」を発動し、2025年12月10日までに浸水被害を受けた住宅の安定化、2025年12月31日までに損壊した住宅の修繕完了、そして2026年1月31日までに住宅の新築完了を目指す方針を示しました。
これまでに政府は、今回の洪水で被災した上記4省に対し、総額約2兆ドン(約110億円)の支援を実施しています。
また、台風15号への対応について、チン首相は「決して油断してはならない」と警告し、ラムドン省、カインホア省、ザライ省、ダクラク省に対し、前回の豪雨・洪水の経験を活かし、より効果的な対策を講じるため、警戒態勢を強化するよう指示しました。
(VOVWORLD)







