会見で、チン首相は、「9月に採択されたベトナムとアメリカとの包括的な戦略的パートナーシップの確立に関する共同宣言および両首脳の会合で、双方は、科学技術や、DXデジタルトランスフォーメーション、イノベーションなどの分野における協力を両国関係の新たな突破口として見なしいる」と明らかにしました。それを踏まえ、チン首相はアマゾンに対し、電子商取引や国境を越えた取引活動、クラウドコンピューティングの開発、ロジスティックスの開発における知見共有、電子商取引分野に関わる人材育成などにおいてベトナムを支援するよう要請しました。特に、チン首相は、「アマゾンは、デジタル転換やブランドづくり、グローバル・サプライチェーンへの参入などにおいて中小企業をはじめベトナムの企業を支援するよう」希望を表明しました。

一方、スーザン・ポインターバイスプレジデントは、チン首相の主張に賛成した上で、「アマゾンはベトナムのDXプロセスにさらに参入する用意があり、その中には、電子商取引や、クラウドコンピューティングの開発、ベトナム人労働者の認識・スキルの向上、グローバル・サプライチェーンへの参入などがある」と再確認しました。