これは、エストニアでのベトナム代表団による最後の活動です。懇親会で発言に立ったチン首相は、「国外在留ベトナム人コミュニティはベトナム民族から切り離すことができない一部である」と強調し、次のように語りました。

（テープ）

「国外在留ベトナム人コミュニティが一人であっても、党と国家は常に関心を寄せ、みなさんを最大限に支援・支持し、国外在留ベトナム人コミュニティの安定した生活に最も好ましい条件を提示します。また、党と国家は国家発展の過程において『誰一人取り残されない』という一貫した方針を徹底的に実施すると約束します」

チン首相はフィンランドとエストニアを兼任するベトナム大使館に対し、託された任務を引き続き立派に果たし、デジタル環境における業務の実施に力を入れるよう要請しました。また、名誉領事館の設立に向けた提案を進めること、デジタル政府・デジタル社会・デジタル市民の連携の促進にも尽力するよう求めました。

さらに、チン首相は、国外在留ベトナム人コミュニティに対し、今後も、団結と相互扶助の精神を発揮し、ベトナムと世界各国の重要な架け橋としての役割を引き続き果たしていくよう要請しました。

なお、同日午前、チン首相夫妻は、エストニアの首都タリンにある有名なベトナム料理レストラン「Pho Bar」を訪れました。

(VOVWORLD)