29日、北部山岳地帯ライチャウ省タンウエン県ムオンカン村で、少数民族タイ族の春の田植え祭りが開催され、地元住民と観光客多数が参列しました。
席上、タイ族の国を守るために天から派遣されたハン神様や山の神様、森の神様などを祀る儀式が行われたほか、参加者らは耕作と田植えをして、豊作や生物の生長、人々の健康などを祈願しました。また、綱引きや 「ボール投げ」を意味するベトナムの各少数民族のネムコン(nem con)という民間遊戯なども行われました。
一方、同日、北部トゥエンクアン省チエムホア県でも、春の田植え祭りが開催されました。イベントでは神様への奉納式が行われるとともに、民間遊戯、各民族の文化展示会、お餅「バインゼイ」づくりコンクールなどが披露されました。