会合で、タイン副首相は「ベトナムの政策とガイダンスは漁民が環境にやさしい漁業を行い、持続可能な水産資源を保護することを奨励している。また、ベトナムは海洋保護に力を入れ、天然資源のバランスを取るために、漁業開拓頻度を徐々に減らすための計画を立案している」と明らかにしました。
また、タイン副首相は「ベトナムは、漁業の持続可能な開発を目指してIUUの停止に対するEC の勧告に関する課題を徹底的に解決するために尽力している」と再確認するとともに、EU側に対し、「ベトナムがIUUの防止・対策に尽力している中で、IUUに関わるECの勧告の早期的解除を目指し、ベトナムと緊密に連携して支援していくよう」希望を表明しました。
タイン副首相は「これまで、ベトナムはIUU防止対策に関する欧州委員会の勧告を積極的に実施し、多くの成果を収めてきた」とした上で、ECに対し、「ベトナムのその成果を認めてベトナム水産物に対するイエローカードを早期に解除するよう」アピールしました。
一方、ECの視察団はベトナムのIUU防止対策の効果を高く評価しました。なお、ECの視察団は6か月でベトナムで検査と評定作業を実施する予定だということです。