電話会談でソン大臣は、アメリカ議会が両国間の経済・貿易・投資関係を安定的かつ持続可能な方向に維持することを支援するよう希望を表明すると同時に、戦争後遺症の克服、気候変動への対応、質の高い人材育成などの分野に関心を寄せ、リソースを動員するよう提案しました。
一方、マークリー上院議員はソン大臣の意見に賛同し、個人としても戦争後遺症の克服をはじめ、両国がともに関心を持っている協力分野のさらなる促進を優先していく意向を示しました。また、ベトナムとアメリカの包括的な戦略的パートナーシップの促進に対するアメリカ議会の強力な支持を確認し、強靭・独立・自強・繁栄したベトナムを一貫して支持すると述べました。さらに、代表団の往来を促進することの重要性に同意し、多くのアメリカ上院代表団が近い将来ベトナムを訪問する計画があると明らかにしました。
双方はまた、相互に関心のある地域的および国際的な問題についても議論しました。マークリー上院議員は、アメリカが地域構造におけるASEAN=東南アジア諸国連合の中心的役割を重視しており、ASEANとアメリカとの包括的な戦略的パートナーシップ、メコン地域諸国とアメリカのパートナーシップを引き続き推進していくと強調しました。
(VOVWORLD)