旧暦の1月16日にあたる2月6日、北部ハイズオン省チーリン町に位置するコンソン・キエップバック( Con Son Kiep Bac) 遺跡で、「コンソン・キェップバック春祭り2023」が行われました。
今年の祭りでは伝統的な儀式が行われるほか、ベトナムの伝統的な旧正月テトの料理バインチュンを作るコンクール、土で作られた爆竹フェスタ―、人形将棋大会、レスリング大会など様々な文化スポーツ活動が行われました。
コンソン・キエップバック遺跡管理委員会のグエン・バン・クオン副委員長は次のように明らかにしました。
「今年の祭りのメイン活動は、ベトナム仏教の一宗派『チュクラム(竹林)禅宗』の第3祖であるフゥエンクアン様の入滅689周年を記念する儀式です。そのほか、韓国と日本の代表団を迎える活動もあります。特に、ハイズオン省のユニークな製品をPRするために、コンソン・キエップバックの観光文化ウィークが行われています」
コンソン・キエップバックはチュクラム(竹林)という禅宗の中心地の一つで、禅宗の創始者の一人であるフェン・クアン禅師がここで修行を行い、1334年に死去したことに因んで、フェンクアン禅師の没日がコンソン寺の祭りの日となりました。
ソース:VOV