同アワード候補にはネパールのチトワン国立公園、日本の富士箱根伊豆国立公園、マレーシアのキナバルとタマンネガラ国立公園、インドネシアのコモド国立公園、スリランカのミンネリヤ国立公園が上がっていました。
首都ハノイから南へ約120キロ離れたところにあるクックフオン国立公園はベトナムで初めて国立公園に指定された公園であり、1962年7月7日に設立されました。
面積2万2000ヘクタールを持つこの公園はニンビン省、ホアビン省、タインホア省にまたがり、公園には2200種以上の高等植物とコケ、120種以上の爬虫類と両生類、約65種の魚類、約2000種の昆虫、135種の哺乳類が生息し、4月下旬〜5月上旬は蝶のシーズンで、森を写真に収めようとする観光客で賑わうとしています。
実行委員会によりますと、クックフオン国立公園はベトナムの観光業における重要な観光形態の一つであるエコツーリズムの魅力を確立しています。9月6日にホーチミン市で同賞の受賞記念イベントが開催される予定です。
(VOVWORLD)