8日、中部クアンナム省ドンザン県マクーイ村のドンザン天門エコツーリズムエリアで開催された「クアンナム国際旅行フォーラム2025」で、クアンナム省人民委員会は、「ホイアン・ミーソン・ドンザン天門遺産ルート：自然と文化が交わる場所」という新たな観光回廊を発表しました。

この観光ルートは、全長約300キロメートルにわたり、ホイアン旧市街、ミーソン聖域、ドンザン天門エコツーリズムエリアという3つの主要観光地を結ぶものです。クアンナム省の壮大な自然、美しい景観、そして独自の文化的価値を体験できる最適なコースとして注目されています。この観光回廊の開発により、同省西部の観光業がさらに活性化されることが期待されています。

今回のルートには、ユネスコの世界文化遺産に登録されているホイアン旧市街とミーソン聖域に加え、ドンザン天門エコツーリズムエリアが含まれています。このエリアは、ベトナム国内で最も多くの自然の滝がある観光地として知られ、ドンザンケーブルカーや「ゴックロン・スカイブリッジ」というガラス橋など、観光客に特別な体験を提供します。

クアンナム省は、こうした新たな観光資源を活かし、地域全体の観光促進を図るとともに、国内外の観光客を引きつけることを目指しています。

(VOVWORLD)