新型コロナウイルスによる肺炎の感染状況が複雑に推移している中、ラオスとの180キロメートルの国境線を持つ中部クアンチ省は疫病予防対策を強化しています。
先ごろ、同省保健局は、省内にある2か所の国際検問所で、非接触体温計と隔離病棟を設置しました。クアンチ疫病管理センターのグエン・クオン副センター長は次のように明らかにしています。
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「税関当局や、国境警備部隊、動物検疫当局などと連携して、検査活動を強化しています。また、疫病が流行っている地域から来る人を対象に診断・検査を行います。」
同時に、同省の関連各機関は地元住民を対象に、新型コロナウイルスによる肺炎とその予防措置について宣伝するとともに、マスクと殺菌・手洗い用の石鹸を無料で提供しています。
ソース:VOV