寄港したのは第5区のセーラー約400人が乗ったヨット11隻で、ベトナムに約1週間滞在した後、中国の九州港へ向かうとしています。ヨット隊の参加者の一人は次のように片しました。

（テープ）

「我が家族はクルーズ船に乗って、ハロン湾を遊覧しました。景色が美しく、人々は優しくしてくれました。真珠養殖地や漁村を見学したり、ケーブルカーに乗ったり、地元の食文化を体験したりしたいと思います」

この機に、クアンニン省はヨット隊の寄港に合わせてクアンニン省の特産品や観光の魅力を紹介するプログラムやセーラーと企業間の交流会、文化芸術プログラム、観光への投資誘致促進会議など様々なイベントを開催する予定です。クァンニン省観光局のグエン・トゥイ・イエン副局長は「このレースはハロン湾のイメージアップと観光促進に繋がるものなる」との見解を述べ、次のように語りました。

（テープ）

「クァンニン省はリトルベトナムとして知られており、美しい自然風景、ユニークな文化、優しい人々を誇っています。また、3回にわたりUNESCOから世界自然遺産として認定されたハロン湾に恵まれています。皆さんはハロン市で素敵な日々を過ごしたうえで、皆さんの出身国、およびこれからたどり着く国々にハロン、およびベトナムの美しさを伝えるよう希望します」

なお、第5区では、「アジア・パシフィック・チャレンジ(Asia-Pacific Challenge)」をテーマにオーストラリアのウィットサンデー諸島から出発し、6300マイル(約1万0139m)を航海するとしています。

(VOVWORLD)