席上で発言に立ったダン・ホアン・アン商工次官によりますと、この3年間、ベトナムでは再生可能エネルギー、特に風力発電と太陽光発電が迅速に発展しているとしています。現在、ベトナムの再生可能エネルギーによる電力は、全国の設備容量の 52.2% を占めています。
ベトナムは2045年までに高所得国の仲間入りを目指して、努力しています。そのような背景の中で、ベトナムのエネルギーと電力の使用量は増加していくと予測されています。そこで、ベトナムはエネルギー安全保障を守るともに、2050年までにグリーンで持続可能なエネルギーに移行する方針です。社会経済開発のレベルに見合う持続可能なエネルギーの移行と開発戦略の作成は最も重要であるとされています。この戦略は、2つの重要な目標を設定しています。それらは、中・長期にわたるエネルギー安全保障と、ベトナムの発展レベルに応じた合理的なコストで、国民生活と経済のためのエネルギーへのアクセスを確保するということです。
アン商工次官は次のように語っています。
(テープ)
「この二つの目標を実現するには、最適で持続可能なエネルギー構造を確保すること、エネルギーインフラへの投資を誘致し、ボトルネックを取り除くとともにクリーンかつグリーンエネルギー、再生可能エネルギーなどを開発し、エネルギー利用効率を高める一方、エネルギーと電力の使用量を削減しなければなりません」