12月11日と12日の日程で行われるカンボジアのフン・マネット首相のベトナム公式訪問を機に、先ごろ、カンボジアのニュースサイト「ドムレイ・ニュース」は、カンボジア王立アカデミー所属のアジア・アフリカ・中東研究局のウッチ・リアン副局長の記事を掲載し、その中で、フン・マネット首相による今回の訪問の意義と重要性を高く評価し、「この訪問はカンボジア国民をはじめ両国民に利益をもたらす」と伝えました。

リアン氏は、「今回の訪問は、フン・マネット氏が2023年8月末にカンボジアの首相に就任して以来、2度目の公式外国訪問となる。これは、『良き善隣、伝統的友好、包括的協力、長期安定』という精神に基づき、両国関係を強化する義深いものである」との見解を示しました。

リアン氏は、最近に行われてきた地域経済フォーラムや、国際フォーラムでのフン・マネット首相とベトナムの指導者らとの一連の会見に言及し、「その意義は訪問の前にも確認された」と強調しまし。また、フン・マネ首相の今回のベトナム訪問を通じて、カンボジアとベトナムの友好関係は政府と指導者、および人民各層と青年のレベルでもさらに培われるとしています。

(VOVWORLD)