自動出入国ゲートは、パスポートと指紋の照合により、自動的に出入国審査を行うことができるシステムです。これにより、入国・出国手続きが1分未満で完了します。
この自動ゲートは乗客のパスポート情報と搭乗券のスキャンから顔写真と指紋の登録という二段階のプロセスを持ち、従来のパスポートのスタンプ作業は不要となります。
しかし、試験的な段階では、ベトナム国民の入国時には自動出入国ゲートが利用可能で、出国時には外交や公用のパスポートを持つ者や航空乗務員のみが対象となっています。外国人はまだ自動出入国ゲートの利用を認められていません。
カムラン国際空港株式会社のレ・ティ・ホン・ミン社長は次のように語りました。
(テープ)
「かつては、パスポートのスタンプ作業でしたが、現在は自動ゲートにより数秒だけで済みます。お客さんは混んでいても長く並ぶことなく、速やかに手続きを済ませたので、満足しているようです」
(VOVWORLD)