電話会談で、カイ副首相は、ベトナム国家銀行とアメリカ財務省が情報や政策の共有を維持することや、初の政策対話の開催を準備していることを歓迎しました。ベトナム政府は、ベトナムの金融政策と為替政策の運営に対するアメリカ財務省の前向きなコメントを歓迎するとともに、今後ともアメリカ財務省がそれぞれの国の経済状況を考慮した上で、さらなる客観的な評価を下していくよう希望を表明しました。
さらに、カイ副首相は、アメリカ側が引き続き、二国間と多国間の構想、とりわけ公正なエネルギー移行のためのパートナーシップを通じて、ベトナム経済開発に財政的支援を行うよう期待しています。そして、カイ副首相は、イエレン財務長官に対し、ベトナムの市場経済体制を早期に認定するために、アアメリカの政府と議会の内部でコンセンサスを作ってもらうよう提案しました。
一方、イエレン財務長官は、両国経済関係の改善が優先課題の一つであると確認した上で、二国関係の深化のためにあらゆる分野においてベトナムと連携する用意があると明らかにしました。
(VOVWORLD)