11日、ロシアを訪問中のベトナムのグエン・ティ・キム・ガン国会議長は、ロシア連邦議会の全体会議に出席し、基調演説を行い、ロシアのメドヴェージェフ首相と会見、両国の議会の第2回会議に参加する予定です。
会談の様子 |
席上、ガン女史は、ロシア連邦議会に対し、ベトナムの各省、各市がロシアの各地方と結びつける架け橋としての役割を果たし続けるよう提案しました。また、ロシア側に、ロシアに渡航するベトナム人へのビザ発給に有利な条件を作り出すよう要請しました。
一方、マトヴィエンコ議長は「ロシア連邦議会は、両議会の若い議員による交流会を頻繁に行うとともに、地域と国際の議会フォーラムにおいて効果的に協調しあいたい意向がある」と明らかにしました。
会談後の記者会見で、ガン議長は次のように語りました。
「私たちは、それぞれの国の利益、及び、地域と世界の平和・友好・発展をもたらす見解を支持するため、多国間フォーラムや、地域と世界の議会フォーラムなどにおいて緊密に連携し合います。また、両国民の渡航に関する協定の早期締結を促すことで一致しました。」
続いて、マトヴィエンコ議長は「ベトナムとロシアの全面的な戦略的パートナーシップは、ロシア外交政策上の優先課題の一つである。」と強調し、次のように語りました。
「近々、ベトナムとロシアは外交関係樹立70周年を記念します。双方は、両国政府が両国民の渡航に関する協定、及び、ロシア領土におけるベトナム人就労者の選択に関する政府合同協定を早期に締結することを支持します。両国議会は、ロシア在住のベトナム人と、ベトナム在住のロシア人に有利な条件を作り出します。」
ソース:VOV