2日、ベトナム駐在アメリカのマーク・ナッパー大使は、1994年2月3日に当時のアメリカのビル・クリントン大統領がベトナムに対する経済制裁の全面的解除を発表したことは両国関係に歴史的な節目を記す出来事であり、ベトナムとアメリカの経済貿易関係の発展に道を切り開いたと評価しました。
1994年に経済制裁が解除された後、1995年に両国が関係正常化しました。2022年、両国間の取引総額は1390億ドルに達し、1995年と比較して300倍となりました。
ベトナムは世界におけるアメリカの8番目の貿易相手国であり、東南アジア諸国連合(ASEAN)の中で最大の貿易相手国です。一方、アメリカはベトナムにとって第二の貿易相手国であり、最大の輸出市場です。
ナッパー大使によりますと、昨年ベトナムを国賓訪問した際、ジョー・バイデン大統領は半導体産業を含め、ベトナムのハイテク産業の発展を支援することを約束しました。アメリカはベトナムへの協力と支援に尽力しており、ベトナムを市場経済国として認めることを検討しているということです。
(VOVWORLD)