マンハッタン地区検事局によれば、ブランドン・エリオット容疑者は3月31日に逮捕されました。ヘイトクライム(憎悪犯罪)としての第2級暴行罪や第1級暴行未遂などの罪に問われています。
検事局によれば、もし有罪になれば、エリオット容疑者は、終身の保護観察に関連した他の結果に加えて、25年の禁錮刑を受けることになります。
NY市警は、エリオット容疑者が3月30日に公開した写真と動画の男だと述べました。警察は人物特定のための情報提供を呼び掛けていました。
警察によれば、被害に遭った女性はマンハッタン市内で殴られたり蹴られたりしており、襲撃犯は反アジア的な発言を女性に向けて浴びせていました。暴行の様子が撮影されており、警察が映像を公開していました。
米国ではニューヨーク市をはじめ全国でアジア系の人たちに対する襲撃の報告が増加しています。
NY市警はCNNの取材に対し、エリオット容疑者は母親を刺殺したとして17年間州の刑務所に服役していたと述べました。2019年11月に終身の仮釈放で出所していました。