また、2023年~2025年の終わりまでは、ベトナムで活動している39のベンチャーキャピタルファンドが公約している増資額は15億ドルにのぼるとしています。専門家らは、ベトナムのスタートアップ企業が世界の巨額の資金を受ける大きなチャンスであるとしています。
シンガポールを拠点に東南アジアのスタートアップを支援するGolden Gate Venturesによりますと、ベトナム・シンガポール・インドネシアから形成されたスタートアップのゴールデントライアングル(黄金の三角地帯)は東南アジア地域のスタートアップに大きな弾みをつけています。その中で、ベトナムは有望な市場と、政府の支援によって東南アジアの新しい球であるとしています。
一方、アメリカのボストンを本拠とするコンサルティング会社ベイン・アンド・カンパニー(Bain & Company)と東南アジアの技術系スタートアップにフォーカスしたベンチャーキャピタルファンドMonk's Hill Venturesの報告によりますと、2025年までベトナムのスタートアップへの投資総額は50億ドルに達するとしています。
計画投資省のチャン・ズイ・ドン次官は次のように語りました。
「ベトナムはシンガポールやインドネシアと並んで、東南アジアにおけるスタートアップのゴールデントライアングル(黄金の三角地帯)を形成しています。これからも、ベトナムへの投資を具体的なプロジェクトに誘致するために、関連体制と規定の完備に関する提案を国内外の投資家からいただきたいと思います」
ソース:VOV