これはASEAN加盟諸国の労働と教育担当閣僚らによる特別な会議で、およそ150人が参加しました。会議は、技術発展事業の要求に答えるASEANの人材開発協力の強化や、ASEANと相手国との連携強化などを目指し、その結果が今年11月に開催予定のASEANサミットに上程されます。
レ・バン・タイン労働次官は次のように明らかにしています。
(テープ)
「世界が迅速に変化する中で、ASEANは常に、人間を発展事業の中心においています。というのは、持続可能な開発と成長の最高の目的は人間の発展だからです。そのため、ベトナムは人材開発をASEAN社会共同体の優先課題の1つに選んでいます。これはASEAN経済共同体の発展にも貢献し、“結束して主体的適応”というASEAN2020のテーマに合致しています。」
なお、人材開発向けのパートナーシップや、新型コロナウイルスによるパンデミック収束後の人材開発、人材開発事業に対する民間セクターの指導的役割、教育訓練システムの未来への準備は会議の主要議題となりました。