このプログラムは外国に在留しているベトナム人若手知識人の知恵を絞って国の発展事業への貢献を働きかけることが狙いで、在ヨーロッパベトナム学生連合会が提唱し、計画投資省所属国家インベンション・イノベーションセンターの応援を受けて行われるものです。
式典で、同センターのヴ・クォク・フイ所長は次のように語りました。
(テープ)
「このプログラムは、ヨーロッパで学習や研究あるいは勤務している若手知識人の多くが自分の知恵・情熱・苦労を注ぐもので、故郷への彼らの心を示すものでもあります。国家インベンション・イノベーションセンターは、このプログラムを通じて国内外のベトナム人知識人のアイデアや提案を受けて、国が直面している課題の解決を目指すことを期待しています。また、プログラムにより、多くのリソースを国のインベンション・イノベーションに集められ、国の発展を促すことでしょう。」
計画によりますと、今年の10月までに、プログラムに応募したイノベーション案件の中から代表的な50件が選ばれます。この50件を評定する決勝は今年の12月に行われ、専門家や学者、政府高官、実業家合わせて200人以上が50件の中から優秀な案件を決めて、「ベトナムイノベーションの昇る星」という称号を与えます。
この称号を持つ案件が実行された場合、新型コロナ収束後の経済社会回復に大きく貢献すると期待されています。