今回のフェスティバルには、全国各地の飲食企業や著名ブランドが多数参加し、料理の実演や展示を通じて、各社の製品やサービスのプロモーションを行っています。特に、AIチャットボット技術の導入により、来場者の体験向上、運営の効率化、イベントの広報活動の強化が図られています。
フェスティバルでは、フォーを紹介する30のブースおよびフォーに使われるスパイスを紹介するの20ブースを含む、合計50の展示ブースが設置されています。また、地域ごとの特色を紹介する5つの「フォー空間」が設けられ、ハノイフォー、ナムディンフォー、西北部の山岳地帯のフォーなど様々なスタイルのフォーが一堂に会しています。
ナムディン省食文化協会のレ・ティ・ティエット会長は次のように述べました。
(テープ)
「今年のフェスティバルのテーマは『ベトナムのフォーの真髄:デジタル時代の遺産』です。これは、我が国が食文化を含む文化産業の輸出を目指すものです。これは昨年のフェスティバルとは一線を画しています」
本イベントは、ベトナムの食文化を称えると同時に、地元企業、伝統工芸村、ブランド間の連携を強化し、ベトナム料理の真髄をハノイ市民を含め、国内外の観光客に広く紹介するチャンスとなることが期待されています。
(VOVWORLD)