15日、ハノイのノイバイ国際空港で、ベトナム駐在日本の伊藤直樹大使は農業農村開発省の代表である堤防管理・自然災害防止局のブ・スアン・タン局長に支援物資を手渡しました。これはイエンバイ省の台風・洪水被災者に寄贈される日本のＪＩＣＡ＝国際協力機構の支援物資です。

援助物資には浄水器40台と多目的プラスチック防水シート200枚が含まれており、その総額は12万4千米ドルに相当します。受け取ってから、これらの支援物資が15日中にイエンバイ省に運ばれ、洪水被災者に配布されます。

これより前の11日～14日にかけて、農業農村開発省はオーストラリア政府からの支援物資のほか、ASEAN＝東南アジア諸国連合の災害管理における人道支援調整センターから支援物資を受け取りました。これらの支援物資はイェンバイ省とラオカイ省に届けられました。

現時点で、農業農村開発省を通じて、10の大使館と16の国際機関が、イエンバイ省、ラオカイ省、カオバン省の被災地を支援するため160トンの物資を支援することを公約しました。

(VOVWORLD)