チン首相は、ベトナムがアメリカとともにバランス、調和のとれた持続可能な経済・貿易関係を推進したいとの意向を表明しました。
18日午後、ハノイで、ファム・ミン・チン首相は、ベトナムを訪問中のUSABC=アメリカ・ASEANビジネス評議会、およびアメリカの約60社の大手企業の代表団と面会しました。
席上、チン首相は、ベトナムがアメリカとともにバランス、調和のとれた持続可能な経済・貿易関係を推進したいとの意向を表明しました。チン首相は、近年、二国間関係が目覚ましい発展を遂げたものの、ベトナムへのアメリカからの投資には依然として大きな余地があると指摘した上で、アメリカの投資家に対して、ベトナムにおけるエネルギー、ハイテク、半導体、人工知能、航空、宇宙航空、気候変動対策などの重要な分野への新規投資の強化、投資活動の拡大を継続していくよう提案しました。
一方、アメリカ側の代表者は、ベトナムの社会経済開発戦略を高く評価するとともに、アメリカの企業経営者はグリーン転換、デジタル変革、循環型経済などの分野において、ベトナムへの投資・拡大を行う用意があると明らかにしました。
(VOVWORLD)