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経済

若者が広めるエコライフ

環境保護への思いを胸に、ハノイの若者たちが地域に環境に優しい生活スタイルを広める活動を続けています。
コミュニティグループ「Tagom」のメンバーがごみの分別作業を行っている。 

廃材から生まれる手作りおもちゃ

ハノイのハドン地区で、リュー・チュン・ギアさんが廃材を使ったユニークな活動を行っています。ペットボトルや容器が山積みされた小さな部屋で、ギアさんは洗剤の容器を切ってかわいらしいランプを作っています。

これまでに本来なら捨てられるはずの廃材から1000個以上のおもちゃを作り出したギアさん。週末になると、植木鉢から動物の人形、精巧な自動車や戦車まで、様々な作品を丁寧に作り上げます。

子どもたちへの教室やソーシャルメディアでの発信を通じて、廃材活用の方法を教えているギアさんは次のように話しました。

「小さい頃は竹や葉っぱでおもちゃを作っていましたが、だんだんその材料が手に入りにくくなりました。逆に缶やペットボトルのゴミがとても多いことに気づき、これでおもちゃが作れるのではと思ったんです。私の作品を通じて、環境保護の意識を高め、廃材に新たな価値を与えたいと思っています」

コミュニティで広がるごみ分別

毎週末、タインスアンバック団地の小さな家には、リサイクル可能なごみを持参する人々が集まります。持続可能な生活環境を目指すコミュニティグループ「Tagom」の活動です。

3年前に設立されたTagomは現在40人のメンバーで、毎日ごみ回収を行い、住民にごみ分別を指導しています。毎月約2トンのごみを回収し、処理後にリサイクル工場に送り、一部は布袋やノートなどの再利用製品に生まれ変わります。

Tagomのリーダー、グエン・トゥイ・リンさんは次のように語りました。

(テープ)

「私たちひとりひとりの小さな行動が、将来の大きな変化の力になります。ビニール袋を一つ減らす、プラスチック製品を一つ減らすといった日常の行動が、地球への負荷軽減に大きく貢献しているのです」

「ごみと緑の交換」という新しい取り組み

「ごみと植物の交換」というユニークな活動で注目を集めるのが、Green Lifeグループです。2018年末の設立以来、約40人のメンバーと1000人の協力者で、600トン以上のごみを回収してきました。

コミュニティグループ「Tagom」のメンバーがごみの分別作業を行っている。 

これまでに100万人以上が参加した450回のイベントを開催し、廃棄物に対する人々の意識を着実に変えています。

創設者のホアン・クイ・ビンさんはグループの活動について説明してくれました。

(テープ)

「持参されるごみの種類によって異なる処理を行います。紙はリサイクル工場へ、牛乳パックは植木鉢に、絵本は学校に送ってその物の寿命を延ばします。きちんと分別されたごみは貴重な資源となり、日常生活に役立つ製品に生まれ変わるのです」

参加者のダン・ハ・キエンさんは自分の認識向上について次のように述べました。

「ごみ分別の知識が身についただけでなく、環境保護への思いを家族や友人に伝えられるようになりました。彼らも一緒にごみ分別に取り組み、職場を緑の植物で飾ることを目指すようになりました」

小さくても意味のある行動の積み重ねが、環境をより美しくする変化をもたらしています。多くの若者が、身の回りの環境への愛情と責任感を胸に、エコライフを広める活動を静かに続けています。

 (VOVWORLD) 
 

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