ベトナム全国各地が9月2日の建国80周年を迎えています。この歴史的な節目に、世界各国のメディアが注目し、ベトナムの発展ぶりを高く評価する報道を展開しています。
日本経済新聞は、ベトナムの大規模な軍事パレードを特集し、1945年にホーチミンがフランスからの独立を宣言した歴史的意義を振り返りました。経済面では、ベトナムのインフレ率が3.17%と安定していることや、アメリカの関税政策の影響を受けながらも輸出が前年比7%増の420億ドルに達したことを紹介しています。
アメリカのAP通信は、ハノイでの記念式典の準備の様子を豊富な写真で伝えました。軍事パレードの練習風景や、国旗を身にまとった市民たちの姿を通じて、街全体に広がる祝賀ムードを生き生きと報道しています。
中国メディアは、中国人民解放軍の儀仗隊がパレードに参加することに注目しています。新華社通信と中国日報は、これを両国の軍事・文化交流の深化を示す象徴的な出来事として評価しています。
また、カンボジアの新聞は専門家の分析として、「ベトナムの建国80周年は並外れた復興力の証明であり、東南アジアの平和と繁栄における重要な役割を示している」と報じました。
(VOVWORLD)