7日正午、「非常に強い台風」から「猛烈な台風」へと発達した台風3号(アジア名：ヤギ)は北部港湾都市ハイフォン、およびクァンニン省に上陸し、風力は時速133kmで、風力レベルは11～12に達しています。
7日午前、ハイフォン市やクァンニン省で豪雨に伴う強風により、木々が倒れ、広告看板やトタン屋根が飛ばされ、何隻もの漁船が海に流されてしまいました。
同日午前、チャン・ホン・ハー副首相は国家水文気象局に赴き、台風予報作業を視察しました。ハー副首相は次のように語りました。
（テープ）
「水文機関に対し、3時間ではなく、2時間か1時間に1回情報をアップデートするよう求めます。また、関係省庁は、緊密に連携し、台風が上陸する時、円滑な業務運営を維持するため、適切な対策を用意する必要があります」
なお、国防省は台風3号への対応を目指し、およそ10万人の幹部、兵士を待機させ、数百個の特殊な車両を手配しています。
国家水文気象局の天気予報室のグエン・バン・フオン室長は台風の直接的な影響に対応する傍ら、各地方の行政当局と住民は洪水や鉄砲水への警戒を高める必要があるとの見解を述べ、次のように語りました。
（テープ）
「今日の午後か夜、西北部で豪雨が発生し、9日まで続きます。雨量はおよそ150から350mmと予測されています。北部では洪水が発生する恐れがあります。また、中部の山間部で鉄砲水や土砂崩れが発生すると予測されています」
(VOVWORLD)
