4月30日の南部解放・国家統一50周年を記念する式典に向けて、国家レベルのパレード予行演習が、25日夜、ホーチミン市1区のレズアン通りで行われました。
式典の冒頭では、1000人以上が参加する芸術パフォーマンスが披露されました。人民公安学院による「勝利の英雄詩」をテーマにした800台以上の太鼓による演奏や、「祖国に満ちる歓喜」をテーマにしたパフォーマンスが行われ、会場を盛り上げました。
その後の予行演習では、バクダン埠頭から21発の礼砲が鳴り響
く中、国旗掲揚の儀式で幕を開けました。パレードの先頭には、ベトナム社会主義共和国の国章をあしらった模型車、ホー・チ・ミン主席の肖像画を掲げた車両、そして南部解放・国家統一50周年を象徴するモデル車が登場しました。
続いて、軍隊および公安など人民武装勢力による38の隊列、および各種団体を代表する12の市民隊列が行進しました。
さらに、予行演習には中国、ラオス、カンボジアの軍隊による行進隊も参加し、国際的な連帯が示されました。
同日午前、ホーチミン市中心部の上空で、ヘリコプターや戦闘機による飛行訓練も行われました。
なお、国家レベルの最終予行は4月27日午前に実施される予定です。本番の「南部解放・国家統一50周年記念式典」は、4月30日午前6時30分から行われ、約1万3000人が参加する予定です。
(VOVWORLD)