8月革命とベトナム建国80周年を記念し、19日午前、全国34の省と市で250件の主要プロジェクトの起工式や竣工式が一斉に行われました。
内訳は、交通インフラ59件、都市開発44件、産業57件、技術インフラ36件、社会住宅22件です。完成したプロジェクトの中には、ハノイ市北東部に建設された国立展示センターが含まれ、敷地面積は90万平方メートルを超え、東南アジア最大規模で、世界でもトップ10に入る展示複合施設とされています。
ベトナム国家展示会株式会社のリー・ホア・リエン副最高経営責任者は次のように述べました。
(テープ)
「これはハノイ、そして国を象徴する存在です。デザインは遠くからでも、飛行機からでも見ることができます。館内は10万平方メートル以上あり、展示会、商業、芸術、スポーツ、政治など幅広いイベントに対応できます。ベトナムでは初めての規模です」
また本日、161件の新規プロジェクトが起工されました。その一つが北部バクニン省のザービン空港です。国際規格のレベル4Eに基づいて計画され、大型旅客機の受け入れが可能で、2021年から2030年の段階で年間3000万人、2050年には年間5000万人の旅客を扱える規模を目指しています。
5月の政府定例会議で、ファム・ミン・チン首相は次のように強調しました。
(テープ)
「ザービン空港は非常に重要なプロジェクトです。過密状態のノイバイ空港を補完するだけでなく、2027年のAPEC首脳会議に向けて国の地位を高め、首都の都市景観改善や交通渋滞緩和にもつながります。2026年までに道路と空港を完成させなければなりません」
同日午前、全国80か所の会場でこれらのプロジェクトの起工式や竣工式がテレビやオンラインを通じて中継され、中心会場はハノイ市ドンアイン村の国立展示センターに設けられました。
(VOVWORLD)