4月30日、ホーチミン市の独立宮殿において、ファム・ミン・チン首相はタンザニア連合共和国のマームード・タビト・コンボ東アフリカ外務・協力大臣と会見を行いました。コンボ大臣は4月27日から30日までベトナムを公式訪問し、南部解放・国家統一50周年記念式典および軍事パレードに参加しています。
会見では両国関係をより効果的かつ実質的に発展させるための方策について意見が交わされました。チン首相はタンザニアに対してベトナムへの大使館早期開設を提案するとともに、経済協力を重点分野とし、デジタル変革、農業、水産業、観光、航空、教育訓練、サイバーセキュリティなど、両国が潜在力と強みを持つ分野での協力推進を呼びかけました。
これに対しコンボ大臣は、記念式典でのトー・ラム書記長によるベトナムの将来発展と国際社会に対する責任ある約束についての力強いメッセージに深い感銘を受けたと述べました。
同日、ホーチミン市ではブイ・タイン・ソン副首相兼外務大臣がニカラグアのバンドラック・ヤンシュケ外務大臣とも会談しました。両者は今後、互いに強みを持ち補完できる分野での協力関係拡大や、国際フォーラムおよび国際機関での緊密な連携継続、さらに各地域における関係強化に向けた相互支援について合意しました。
(VOVWORLD)