インドの議会・少数民族問題担当のカンドゥラ・ドゥルゲシュ大臣とアーンドラ・プラデーシュ州観光文化大臣をはじめ、インドの高僧や高官らは2日朝、仏舎利をホーチミン市に持参しました。
舎利が到着後、空港で法主による特別な読経が執り行われました。舎利は2日から7日までホーチミン市のタインタム寺に、その後、タイニン省、ハノイ市、ハナム省で21日までに安置されます。今回の仏舎利は、仏陀が最初に説法を行ったサールナート聖地から運ばれました。この舎利は世界中の仏教徒にとって特別な意味を持つもので、ベトナムへの持参は今回が初めてとなります。
この機に、インドから持参された菩提樹の苗木が、インド大臣とベトナム仏教協会の法主によって、ホーチミン市のベトナム仏教学院に植樹されました。
また、2000年以上にわたる仏教信仰、芸術、文化の歴史的なつながりをテーマにした特別展も、ホーチミン市のベトナム仏教学院で開催されます。
さらに、インドの芸術団がベトナムを訪れ、釈迦牟尼仏の生涯を再現した特別な舞踊劇を5月5日から13日にかけて、ホーチミン市、タイニン省、ハノイ市などで上演します。
(VOVWORLD)