5月7日のディエンビエンフー作戦の勝利70周年記念日を控え、ベトナム赤十字協会中央委員会が全国各地で展開している「人道の旅 ・愛を与える」というプログラム」の一環として、22日、ディエンビエン省ディエンビエンフー市で、2024年の国家人道月間を開始する式典が行われました。

式典で発言に立ったボー・ティ・アイン・スアン国家主席代行は次のように語っています。

（テープ）

「ベトナム赤十字協会は、新たな状況の要求と任務に対応できるように、活動の内容や方式を刷新し、強靭な赤十字協会を構築しなければなりません。国内外の組織、支援者、および人民各層が引き続きベトナム赤十字協会とともに同行して、貧困者や恵まれない人々を支援し、進歩で文明的かつ団結した社会共同体の構築に貢献していくよう期待しています」

他方、今年の人道行動月間に応える活動の一環で、人道活動への寄付金を募るため、2月25日～4月22日までの期間中に「仁愛の100万歩」というキャンペーンが実施され、10万人余りがウォーキングやジョギングに参加しました。このキャンペーンを通して、ディエンビエン省、タイグエン省、およびソンラ省の30の村と12の県、市に住むおよそ16000人の貧困者、恵まれない人々への支援金は140億ドン、約8631万円に上っています。

一方、中部ダナン市の各級の赤十字協会は、住宅困窮世帯向けのチャリティハウスの建設、体の不自由な子供向けの栄養補給、ディエンビエン省に住む貧困者向けの家建設費の支援などを行うため、50億ドン、約3082万円の寄付金を募りました。

ダナン市赤十字協会のグエン・ティエン・ラム副会長は次のように語っています。

(VOVWORLD)