マレーシアでは12日、在マレーシアベトナム大使館と関連機関の全職員が1日分以上の給与を寄付し、約1300米ドル相当の募金が集まりました。この活動は9月21日まで継続されます。

南アフリカでも同様の動きが見られ、在南アフリカベトナム大使館の呼びかけに応じて、職員とその家族が少なくとも1日分の給与を寄付しました。現地のベトナム人コミュニティにも支援を呼びかけています。

アフリカのアルジェリアでは、大使館主導で約740米ドルの寄付が集まり、速やかに被災地へ送られる予定です。

欧州では、チェコを中心に各国のベトナム人団体が連携して募金活動を実施中です。チェコだけでも約5万7千米ドル相当の寄付が集まっており、ハンガリー、ルーマニア、ポーランドでも同様の取り組みが始まっています。

ドイツでは、大使館職員による3日分の給与寄付をはじめ、ベトナム人女性連合会が1万ユーロ、ベルリンの慈善団体「センバン」が8千ユーロを集めるなど、様々な団体が支援に乗り出しています。15日にはベトナム人の店が集まるベルリンのドンスアン商業センターで大規模な募金活動が予定されています。

(VOVWORLD)