「国境警備隊の春、村民に温もりを」というプログラムは、国境や島嶼地域で生活する少数民族に対する国境警備隊の幹部と兵士の感謝の気持ちを表すものです。
2025年の伝統的お正月テトを迎えるにあたり、9日夜、北部山岳地帯ライチャウ省シンホー県パタン村で、国境警備隊司令部がライチャウ省党委員会および人民委員会と連携して「国境警備隊の春、村民に温もりを」というプログラムを開催しました。
席上、ルオン・クオン国家主席は、国境警備隊の幹部や兵士が地元当局や各機関と緊密に協力し、国境地域の住民が暖かく充実したテトを迎えられるよう尽力していることを高く評価し、「この取り組みは、ベトナム人民軍の責任感、民族の相互扶助の伝統、そして優れた本質を表現している」と述べました。
(テープ)
「このプログラムは、少数民族を含む地域住民にとって身近で意味深い活動であり、中央から地方までの多くの機関、団体、個人、企業が積極的に参加し、協力し、自発的に貢献しています。本日提供された繁殖用牛、贈り物、もち米、ベトナム風チマキ『バインチュン』、そして困難を克服した貧しい学生への奨学金などは、単なる物的な支援にとどまらず、大きな精神的な励ましでもあります。これにより、国境地域の貧しい家庭が軍民一体となり、より暖かく、楽しいテトを迎えることができるでしょう」
この機に、ルオン・クオン主席は、ライチャウ省の国境地域の住民に200軒の住宅を贈呈し、革命功労者に11人分の贈り物を手渡しました。
「国境警備隊の春、村民に温もりを」というプログラムは、国境や島嶼地域で生活する少数民族に対する国境警備隊の幹部と兵士の感謝の気持ちを表すものです。今年は、このプログラムが国境や島嶼地域全体で実施されてから10周年を迎え、軍隊による効果的で実践的な社会保障活動の1つとして認識されています。これにより、貧困層への支援が進み、国境や島嶼地域の住民がより充実したテトを過ごせるよう貢献しています。
(VOVWORLD)