ホーチミン市で行われた「愛情溢れるテト・2025年巳年の春」の募金活動により、困難な状況にある農民や市民を支援するための約8兆4000億ドンが集まりました。
26日夜、ホーチミン市農民協会とホーチミン市テレビ局が共催した「愛情溢れるテト・2025年巳年の春」という芸術プログラムを通じて、困難な状況にある農民や市民を支援するための募金活動が行われました。その結果、8兆4000億ドン(約35万米ドル)が集まりました。
この募金は、2025年のベトナムの伝統的なお正月テトにあたり、4000人以上の困難な状況にある農民や市民を対象に、贈り物の提供や、「仮設住宅や老朽化住宅の解消」プログラムの実施、生産機器や生計手段の支援などに充てられます。
また、学生への全額奨学金や、困難な状況にある農民の子供たちへのルオン・ディン・クア奨学金の支給、難病を抱える農民への預金通帳の贈呈、新型コロナウイルス感染症で親や養育者を亡くした孤児の教育支援などにも活用される予定です。
なお、主催者は、このイベントを通じて引き続き、各組織や個人に対し、困難な状況にある人々への支援と共感を呼びかけています。
(VOVWORLD)