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食・料理

ホイアン旧市街のカオラウ

「古都ホイアンに来たら、誰もがフック・キエン会館でカオラウを食べます」。この文にあるように、カオラウはホイアン旧市街の有名な名物です。ホイアン旧市街に来た人は一度は食べるべきでしょう。

ホイアン旧市街の料理といえば、すぐにカオラウが挙げられます。一杯のカオラウはたったの3万~3万5千ドンで、2US$にも満たない価格ですが、ホイアン旧市街の人々の魂と愛が込められています。カオラウは硬めの歯ごたえがある黄金の麺から、柔らかい肉、少しカリカリの豚皮、香ばしい緑の生野菜、少しパリパリっとした揚げたライスペーパー、クリーミーで甘めのタレまで...すべてが美味しく、甘くて脂がのったひんやりとした味わいがとても魅力的です。

ホイアン旧市街の地元の住民によると、カオラウの起源は17世紀頃、ホイアンの交易港として栄え、日本や中国を含む東西諸国からの商船が出入りしていた時期にさかのぼります。

カオラウの正確な起源は不明で、焼豚が入っていることから中国から来たと考える人もいれば、うどんに似た麺から日本だと考える人もいますが、両国ともホイアンのカオラウに似たものが本国にないことからこの二つの説明は妥当ではなさそうです。おそらくカオラウは中国と日本を含む異なる料理文化が影響しあって出来たホイアン独自の料理でしょう。

カオラウという名前に興味深い解釈があります。ホイアンのカオラウの店は川沿いにあり、高層階が多かったと言われていますが、上の階に座って船が出入りする様子を眺めながら料理を味わうことから、この料理が「カオラウ(高層棟という意味)」と呼ばれるようになったそうです。

真実は明らかではありませんが、何百年も経った今、カオラウはホイアン旧市街、ホアイ川に来る観光客にとって欠かせない名物になっていることだけは確かです。

ホイアン旧市街に来る機会があれば、道端の庶民的な店から高級レストランまで、至る所でこの有名な料理を簡単に見つけることができます。

 

カオラウはクアン地方の名物料理。写真: タイン・ホア/ベトナムフォトジャーナル

ホイアン旧市街のバック・ダン通りにあるカオラウの店。
写真
: タイン・ホア/ベトナムフォトジャーナル

ホイアン旧市街の有名なカオラウ料理を楽しむ観光客。
写真
: タイン・ホア/ベトナムフォトジャーナル

ホイアン旧市街のカオラウ店の風景。写真: タイン・ホア/ベトナムフォトジャーナル

 文、写真:タイン・ホア/ベトナムフォトジャーナル

 

翻訳者:ホアン・ミン・フオン

ラン・ソンの串焼き肉

ラン・ソンの串焼き肉

食の宝庫であるベトナムでは、地域ごとに異なる野菜やスパイスを使って料理と組み合わせることで、その土地の特徴的な味が生まれます。串に刺して焼いた肉料理においても、ハノイではカラメルソースに漬け込んで独特の色と風味を出します。南部では、串に刺した肉をピーマン、玉ねぎと一緒に焼き、ゴマをふりかけますが、ハノイでは北部の山々に生育し、「最高のスパイス」とされている種類の葉、マック・マットの葉で豚肉の串焼きの味を引き立たせます。

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