今回のイベントには、ダナン市内の高校生500人以上と、東京から来た芸術団が参加し、活気ある雰囲気に包まれました。
20日、中部港湾都市ダナン市にあるドンア大学で、ベトナム・日本文化交流プログラム2025が開催されました。これは、ベトナムと日本の国交樹立52周年を記念して行われるもので、同大学での開催は今回が10回目となります。\
今回のイベントには、ダナン市内の高校生500人以上と、東京から来た芸術団が参加し、活気ある雰囲気に包まれました。
プログラムでは、東京の芸術団によるアニメ「ナルト」の名場面の再現パフォーマンスや、着物の紹介と着付けの実演、生け花の披露、日本画の展示、大判和紙に書く大字書道の実演など、日本文化の魅力あふれる14の演目が披露されました。
また、会場では、ベトナムと日本それぞれの伝統が感じられる民俗遊びも体験できました。たとえば、日本の流鏑馬や金魚すくい、ベトナムの輪投げや「オー・アン・クアン」という伝統的な石並べ遊びなどが用意され、参加者は楽しく交流を深めました。
さらに、生徒たちは、日本の伝統衣装を着用しての記念撮影や、流しそうめんフェスティバル、コスプレイベントなど、日本文化を五感で体験できる多彩なコーナーを楽しみました。
この機に、主催者は、2025年第2四半期より日本でのインターンシップおよび就労プログラムに参加するドンア大学の学生16人に対し、奨学金を授与しました。
(VOVWORLD)